サーフでのルアーフィッシングにおいては必須とも言えるウェーダーですが、特性や危険性を知っていないと逆に危険な状況になってしまうことがあります。
今回はウェーダーが適している場面、適さない場面を特徴を交えながら記事にしていきたいと思います。
ウェーダーのメリット
・足元から胴まで濡れない
・ある程度の強度があり、少しの転倒でも怪我をしにくい
やはり最大のメリットは足元から胴まで一度に覆うことができ、防水性が高いことが挙げられます。汗で蒸れてしまうことはありますが、毎回のポイントごとにズボンが濡れて着替えたりしていたらポイント移動どころじゃないですもんね・・・
この点においては圧倒的メリットで、その他のブーツで勝るものはありません。
使用するポイント
・サーフ
・磯場(ソールにスパイクが入っていること)
・河川
主な使用ポイントとしてはサーフですね。サーフでは常に波が打ち寄せてくるので、濡れないように気をつけていると釣りに集中できません。その点ウェーダーを着用していれば波しぶきも含めて守ってくれるので、とても便利です。
磯場で使用している人もいます。やはり水に濡れないので少しの波や、長靴では濡れてしまうところへもストレスなく行けることは大きなメリットですよね。
しかし、個人的にはサーフ以外でのウェーダーの着用はオススメしません。
詳しくは後述のデメリット・危険性で述べていきます。
ウェーダーのデメリット・危険性
・夏場はどんな素材でも蒸れる
・洗ったり、乾かすことが大変。適切な管理をしないと臭くなりやすい
・水の抵抗を大きく受けることになる
・もしウェーダー内部に水が大量に入ったら大変なことになる
一番の危険性として覚えていて欲しいのはウェーダー内部に水が侵入した時の危険性です。
ウェーダーはそもそも水が入りにくい構造になっているのですが、一度入ってしまうとウェーダーを脱がない限りなかなか水を抜くことは困難です。
また大量に水が入ってしまうと身動きが取れなくなってしまいます。
特に一番最悪のケースが落水・転倒してしまった場合です。
落水・転倒した際は一気にウェーダー内部に水が流れて来ます。一気に水が入ることでウェーダー内部から空気の出口を塞いでしまい、足元に空気が溜まってしまいます。
するとどうなるでしょうか?
足が浮き、頭が下へ行こうと働きます。
結果死にます。
ライフジャケットを着用していても足に浮力が働くわけですから、想定される効果は認められないと思います。
ウェーダーはとても便利な物です。それゆえ「もう一歩前へ出たい」という気持ちにもなります。
先に述べたデメリット・危険性についても正しく理解して、上手に利用しましょう。
必要であればライフジャケット+ウェットスーツも検討してみてはいかがでしょうか。
私はウェットスーツを持っていませんが、ウェーダーのデメリットを減らせると思うので購入を検討しているところです。
本日はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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