新潟県の秋のエギングシーズンは短い!
間もなく10月を控え、サイトで寄ってくるイカも少なくなってきましたね。
これから大事になってくることが、ラインテンションのコントロール。すなわち、ラインメンディングです。
テンションを張ったり、緩めたりすることで理想的なフォールを演出したり、風や波がある中でイカのアタリを感じとることができます。
今までサイトフィッシングでやっていたことを見えないところでできるようにコントロールし、視覚のみに頼らず、イカからのコンタクトを得ることが釣果の差に現れてきます。
今回はアタリをラインの張り方でどうやって取っていくか、記事にしていきたいと思います。
2種類のアタリの取り方をマスターしよう!
ブラインドのエギングでは2種類のアタリの取り方があります。
① ラインテンションを強くかけて、手感度で取る方法。
② テンションフリーor緩いテンションで、糸を見てアタリを取る方法。
ショアティップランというティップでアタリを取る方法などありますが、ごく限定的なことなので、今回は割愛させていただきます。
① ラインテンションを強くかけて、手感度で取る方法。
言葉の通り糸を張って、イカの「グイーン」というアタリを直接感じ取る方法です。
私はサーフでのエギングが多いので、こちらのアタリの取り方がメインになります。
イカのアタリが直接体に伝わるので、ごく一般的なルアーフィッシングと同じ感覚で楽しめます。
また、イカの触り方など細かな様子が感じ取りやすいのがメリットとして挙げられます。その日の活性などを確認することに役立ちます。
夜のエギングでは必然的にこちらの方法でアタリを感じ取る必要があります。
『アタリがわからない!』という方へのアドバイスとしては、糸を張るだけよりも少し手前にさびいてくるとより鮮明にアタリを感じられますよ。
デメリットとしては、テンションフォールorレンジキープすることになるので、潮の流れが速かったり、ディープエリアではエギが沈まないことがあります。
また個人的に思うのは後述する、糸でアタリを取る方法よりもイカがエギを抱いている時間が短かったり、フッキングが決まらないことが多いように感じます。
② テンションフリーor緩いテンションで、糸を見てアタリを取る方法。
先述の通りこの方法はデイエギング or常夜灯など、ある程度の明かりがある時に成立します。
糸の様子である程度イカのアタリを感じることができます。
例えば
・糸がスーッと沖に走っていく
・一瞬「フワッ」とテンションが抜ける
・フォールしているはずなのに糸が動かない
など、糸を通して様々な情報を得ることができます。
ある程度というのは、やはり糸を張ったときの情報量よりは劣っていると思うからです。
情報量の少なさ、アタリのわかりずらさがデメリットになりますが、そこは一朝両端。もちろんメリットもあります。
メリットとしては
・少しの横風なら、アタリを取れることが多い
・任意のレンジまでしっかりとフォールさせやすい。
・エギ本来のフォール姿勢を維持しやすい
・ディープエリアをテンポ良くサーチしやすい
などのことが挙げられます。
以上のことからどちらのやり方でもアタリが取れるようになると、エギングの様々な状況への対応力が上がり、釣果に結美ついていくと思います。
共通して大切なこと
それは風への対策です。
どちらのやり方も向かい風や背負う風には対応しやすいですが、横風を受けてしまうとアタリがわからなくなってしまいます。強い横風の中では、どんな上手な人でもアタリを明確に捉えることは不可能です。
ではどうするか・・・
キャスト方向や立ち位置を変えて、風を正面か背後から受けるようにしましょう。
そうです。風に合わせて自分が動くことが大切です!
エギングはラインメンディングとイメージが大事!
エギングで安定して釣果を伸ばせる人は、様々な状況での対応力がある人だと思います。
風、波、潮、濁り・・・
様々な悪条件にも関わらず釣果を出している人は
総じてラインメンディングがとても上手です。
また、釣れると思って釣りをしている人は本当に釣ります。何も考えずにしゃくってフォールさせていても釣れるかもしれませんが、『ここで抱くかも!』とイメージして釣りをするのでは釣果に差が出ると思っています。
自分で書いていて思ったのですが、ほぼ全てのルアーフィッシングに通ずるものですね笑
私も日々、精進したいものです。
本日はこのくらいで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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私の使用タックルです。[affi id=13][affi id=64][affi id=73][affi id=18]
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